ガムランの音が

2014.05.12

4週間コースの岡崎欽一です。
天気の良い休日なので（バリはいつでも天気が良いが）散歩に出た。

通りを歩いているとガムランの練習場に辿り着いた。

大勢の少年と数人の大人がひたすらガムランを打っている。
楽譜もなく講義もなく、ただ大人の刻むリズムについて行く。
日本でも古典芸能は口伝と聞く、やはり同じなんだと感心した。
勿論勝手に入り込んだ訳ではない。
「通りすがりの外国人ですが、中に入って見学しても宜しいでしょうか」と聞き、「外国の方が感心を持ってくれるのは喜ばしいことです、どうぞご自由にご覧下さい」との意思の疎通があってのことである。
アイコンタクトだけで、これだけ通じるのに英語を話すと、途端にシドロモドロして通じないのはなでだろう。
鬼と八岐大蛇〈やまたのおろち〉が合体したようなオドロオドロシイ魔物もちゃんとパンツを穿いているのは可愛い。